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螺旋のタンゴ

作詞 澁澤メルモ

作曲 澁澤メルモ

​螺旋の階段をぐるぐると回り、辿り着いたその先の扉を開いた。

​人ごみをかき分けて、靴音を鳴らす。ヒールの踵が奏でるは忘却のタンゴ。

「愛しの貴方」とそう呼べば、何人の「貴方」振り返る?

気まぐれな私を許して。

どの貴方も「あなた」じゃない。

螺旋の階段をぐるぐる逆戻り。靴音だけが時を刻む。メビウスのタンゴ。

螺旋の階段をぐるぐると登る。扉を開くと、また振り出しに戻り・・・・

​人ごみをかき分けて、あの人を捜す。ヒールの踵、足を取られ闇に落ちて行く。

「愛しの貴方」とそう呼べば、何人の「貴方」抱きとめる?

アマノジャクな私を許して。

どの貴方も「あなた」じゃない。

螺旋の階段はぐるぐる逆戻り。ヒールの踵が奏でるは忘却のタンゴ。

​靴音だけが時を刻む。メビウスのタンゴ。

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